ブックストア・ソリューション・ジャパン(BSJ)ではキックオフ・イベントとして、「まちづくり✕本屋」をテーマにシンポジウムを開催します。本屋が変わればまちが変わる。関心ある方ご参加ください。
開催概要
- 日時:2023年2月3日(金)18:30~20:30
- 場所:日本教育会館9F第5会議室
- 定員:90名(参加費無料)
- 主催:ブックストア・ソリューション・ジャパン(BSJ)
1.BSJ設立&シンポジウム主旨説明
安藤 哲也(BSJ代表)
「無書店地域に「町の本屋」の復活を!~まちづくりは人づくりから。本は人を育て、本屋は人をつなぐ」
2.基調講演
BSJ理事2名が各30分
- 「“本のある日常”を届ける~読書推進の最前線」 田口 幹人(特定非営利活動法人 読書の未来 理事長)
- 「まちの本屋の可能性を求めて」 大井 実(ブックスキューブリック代表、NPO本の学校 理事)
3.パネルディスカッション
テーマ:「まちの本屋の復活は、地域に何をもたらすのか?」
- 元木 忍(BSJ会員) 書店プロデュース・経営の現場から
- 庄司 弥寿彦(BSJ会員) 地方創生の現場から
- 鎌垣 英人 (BSJ理事) 物流と書店のこれから
- 田口 幹人(BSJ理事)
- 大井 実 (BSJ理事)
- ファシリテーター 安藤 哲也(BSJ代表)
※都合により登壇者が変更になることがあります。
パネラー
元木 忍 もとき・しのぶ
株式会社LIBRERIA代表/BSJ会員
学研ホールディングス、楽天ブックス、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)に所属。本を通して営業からマーケティング、物流や電子書籍など新規プロジェクトの事業責任者を経験。東日本大震災を契機に起業し、2018年まで約6年間は南青山で本&カフェ&エステの複合サロンの店舗運営。現在は恵比寿で一般社団法人寺子屋ブッダが運営する『書坊』のプロデュースしながら、本のセレクトやイベント運営も行う。また、様々な企業の新規プロジェクト立案や運営、webでは著者や企業&農家生産者など、社会的課題を解決している素晴らしき方々の思いを発信中。
庄司 弥寿彦 しょうじ・やすひこ
(一社)ALIVE代表理事/(株)100DIVE 代表取締役CEO/BSJ会員
1995年サントリー株式会社入社。人事課長時に、ALIVEの前身となる次世代リーダー研修「モルツ・プロジェクト」を企画。その際、「社会的団体の想いに、ビジネスのリソースをつなぎ、変化を巻き起こす」ことをライフワークとして強く認識。2017年、越境学習型社会課題解決プロジェクトALIVEを立ち上げ、翌年サントリーを退社しALIVEの代表理事に就任。社会課題解決等のプロジェクトマネジメントの受け皿としてCONNECTIVE創立。2019年に東大バリアフリー教育開発研究センターと組織変革のためのダイバーシティOTD普及協会を設立。2021年に共創型ローカルビ
ジネスプロジェクト100DIVEを設立し、代表取締役CEO就任。
鎌垣 英人 かまがき・ひでと
BSJ理事。1961年生まれ。学生時代に古書業で働き、卒業後は本の取次の大阪屋から楽天ブックスネットワークにおいて、まちの本屋から大型書店、ネット書店の担当に長く従事する。最近は出版社団体の版元ドットコムで小さな流通の現況と将来を考え、独立系書店、シェア型書店の協力相談に乗る。
田口 幹人 たぐち・みきと
BSJ理事/合同会社未来読書研究所 共同代表/特定非営利活動法人 読書の時間 理事長
1973年、岩手県生まれ。さわや書店フェザン店から、全国的なヒット作を多く送り出す。2019年さわや書店を退社。現在は楽天ブックスネットワークに勤務。地域の中にいかに本を根づかせるかをテーマに、中学校や自治体と連携した読書教育や、本に関するイベントの企画、図書館と書店の協働などを積極的に行う。著書に『まちの本屋 知を編み、血を継ぎ、地を耕す』(ポプラ文庫)、編著書に『もういちど、本屋へようこそ』(PHP研究所)。
大井 実 おおい・みのる
BSJ理事/ブックスキューブリック代表/ブックオカ 実行委員長/NPO本の学校 理事
1961年、福岡市生まれ。同志社大学文学部卒。東京、大阪、イタリアなどで、イベントや現代美術の展覧会などの企画・制作に携わった後、2001年、福岡市のけやき通りに新刊書店ブックスキューブリックを開業。06年、全国各地に広がるブックイベントの先駆けとなった「ブックオカ」を有志とともに立ち上げ、実行委員長を務める。08年に、カフェとギャラリーを併設する箱崎店をオープン。16年には同店内にベーカリーを開設。トークイベントや展覧会を次々に開催しながら、本を媒介に、人が集い、町と人をつなぐコミュニティづくりへと活動の枠を広げている。17年に『ローカルブックストアである』(晶文社)を上梓。
安藤 哲也 あんどう ・てつや
ブックストア・ソリューション・ジャパン(BSJ) 代表理事/NPO法人ファザーリング・ジャパン ファウンダー/NPO法人タイガーマスク基金 代表理事
1962年、池袋生まれ。明治大学卒業後、出版社、書店(往来堂書店 元・店長)、楽天ブックス事業部長など9回の転職を経て、2006年に自らの子育て経験を基に父親支援事業のNPO法人ファザーリング・ジャパンを設立し代表に。2012年にNPO法人タイガーマスク基金を立ち上げ代表理事。2017年には「人生100年時代の生き方改革」をテーマにライフシフト・ジャパン(株)を設立し会長に就任。2022年、人口減少の町で「プチ移住」を始め地方創生事業「100DIVE」にも関わり、町の本屋を拠点にした地方創生を目指すプロジェクト「ブックストア・ソリューション・ジャパン」を立ち上げた。著書に『本屋はサイコー!』(新潮OH!文庫)、『パパの極意~仕事も育児も楽しむ生き方』(NHK出版)、『PaPa’s絵本33』(小学館)、『できるリーダーはなぜメールが短いのか』(廣済堂出版)。共著に『出版クラッシュ!?』(編書房)、『絵本であそぼ!』(小学館)など。